祖父江ぎんなんパークは駐車場17台|停められない日と見頃

こんにちは、ぎんなん農家で働いていた経験がある「ぎんなん娘」です。
愛知県稲沢市祖父江町にある「祖父江ぎんなんパーク」へ行く前に、これだけは知っておいてほしいことがあります。
駐車場は17台。
しかも、そぶえイチョウ黄葉まつりの期間中とその前後は使えない日があります。
電車なら名鉄尾西線「山崎駅」からすぐなので、秋に行くなら電車が確実です。
黄葉の見頃は11月下旬から12月上旬。
まつりの開催期間とぴったり重なるとは限りません。
この記事では、駐車場・見頃・アクセスに加えて、「ぎんなんの産地って臭いのでは?」という疑問にもお答えします。
なお、この記事の写真はすべて、私たちが2021年9月に訪れて撮影したものです。
イチョウがまだ緑色なのはそのためです。
祖父江ぎんなんパークはどんな公園?

祖父江ぎんなんパークは、稲沢市祖父江町にある広さ12,424㎡の公園です。
供用が始まったのは令和3年(2021年)6月1日で、公園としてはまだ新しい場所にあたります。
日本有数のぎんなん産地である祖父江町をPRするために整備され、地元の方の憩いの場であると同時に、秋には黄葉を目当てに全国から人が訪れるスポットになりました。
園内にあるのは、次のようなものです。
- 敷地を囲むイチョウ並木
- 小高い丘の上にある展望台
- 子どもが走り回れる芝生広場
- ベンチや休憩スペース
- 多目的トイレ(おむつ替え台あり)
遊具のある公園ではないので、「一日中遊び倒す」というより、散歩して景色を眺めて帰るタイプの場所だと思っていただくとイメージが近いです。
私たちが訪れた9月中旬は、イチョウはまだ青々としていて、人もまばらでした。
開園から3か月ほどの頃で、芝生がきれいだったのを覚えています。
基本情報
| 名称 | 祖父江ぎんなんパーク |
| 住所 | 愛知県稲沢市祖父江町山崎江代23番地2 |
| 供用開始 | 令和3年(2021年)6月1日 |
| 広さ | 12,424㎡ |
| 入園料 | 無料 |
| 最寄駅 | 名鉄尾西線「山崎駅」からすぐ |
| 駐車場 | 17台(9:00〜17:00/12月29日〜1月3日は利用不可) |
| 問い合わせ | 稲沢市役所 経済環境部 農務課 0587-32-1352 祖父江町商工会 0587-97-5800 |
| 公式サイト | 稲沢市公式HP |
祖父江のぎんなんがどれくらいの産地なのかは、銀杏の生産量日本一はどこ?都道府県別ランキングと推移で詳しくご紹介しています。
イチョウの見頃はいつ?季節ごとの見え方
祖父江町には約1万本のイチョウが植えられていて、見ごろは11月下旬から12月上旬です。
ここで気をつけていただきたいのが、「そぶえイチョウ黄葉まつり」の期間と、黄葉のピークは必ずしも一致しないということ。
2026年のまつりは11月21日(土)から11月29日(日)までの開催予定ですが、年によっては初日の時点でまだ緑が残っていることもあります。
「まつりの初日に行ったのに、まだあまり色づいていなかった」という声は、毎年のように見かけます。
確実に黄金色を見たいなら、まつりの後半から12月上旬にかけてを狙うのがおすすめです。
一方で、まつり期間中は出店やライトアップがあり、賑やかさは格別です。
「景色優先か、お祭りの雰囲気優先か」で日程を選ぶとよいと思います。

秋以外に行くとどうなる?
私たちが行った9月中旬は、イチョウは緑、人もほとんどいませんでした。
ただ、これはこれで悪くありません。
- 芝生広場が空いていて、小さな子どもを自由に遊ばせやすい
- 展望台からの眺めは季節を問わず気持ちがいい
- 名鉄電車が通るのを、のんびり眺められる
黄葉の時期は駐車場も道路も混み合うので、「電車が見える公園」として気軽に立ち寄るなら、むしろ秋以外のほうが快適です。
アクセスと駐車場|17台あるが停められない日がある
この記事でいちばんお伝えしたいのが、ここです。
車で行く場合

祖父江ぎんなんパークには専用駐車場が17台分あります。
利用時間は9:00〜17:00で、12月29日〜1月3日は利用できません。
高速道路からの目安は次のとおりです。
- 名神高速道路「一宮IC」から約26分
- 名神高速道路「岐阜羽島IC」から馬飼大橋経由で約22分
- 東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」から約15分
まつりの期間中とその前後は、駐車場が使えません
そぶえイチョウ黄葉まつりの期間中、パークの駐車場は使用できません。
この間は臨時駐車場が用意され、土日祝には無料シャトルバスも運行されます。
注意したいのは、まつりが終わればすぐ使えるようになるとは限らないことです。
稲沢市には過去に、「まつり終了後にぎんなんパークを訪れたところ、駐車場がポールで封鎖されていて入れなかった」という声が寄せられています。
市の回答によれば、まつり終了後もパークを会場としたマルシェが続いており、そのさらに後日には撤収作業が行われていたためでした。
電車なら名鉄尾西線「山崎駅」からすぐ

秋に訪れるなら、私は電車を推します。
最寄駅は名鉄尾西線の「山崎駅」。
駅からパークまでは100mほどで、改札を出たらもう目の前という距離感です。
駐車場を探して住宅街をぐるぐる回る心配がありません。
ただし尾西線のこの区間は、時間帯によって本数が変わります。
名鉄の公式サイトで山崎駅の時刻表を確認してから出かけると安心です。
黄葉の季節には、黄金色のイチョウの中を赤い名鉄電車が走り抜けます。
線路沿いは人気の撮影スポットです。
ぎんなんの産地は臭い?パークはほとんど匂いません
「ぎんなんの産地」と聞くと、あの独特の匂いを心配される方がいらっしゃいます。
結論からお伝えすると、祖父江ぎんなんパークの園内は、ほとんど匂いません。
私たちが訪れたときも、匂いが気になることはありませんでした。
安心して出かけていただいて大丈夫です。
そもそも、ぎんなんはなぜ臭くなるのか

ぎんなんとして食べるのは、殻の中の部分です。
木になっているときは、その外側を果肉が包んでいます。
この果肉が、匂いの正体です。
ただし、落ちているだけならそこまで匂いません。
完熟して落ちた実が踏まれて、中身が出てしまったときに強く匂うのです。
逆に言えば、実が踏まれていない場所では、産地であっても匂いはほとんど気になりません。
祖父江ぎんなんパークは人が実を踏み荒らすような場所ではないので、匂わないというわけです。
本当に臭いのは、収穫の現場です
では、どこが臭いのか。
それはぎんなん畑での収穫作業です。
私がぎんなん農家で働いていたときは、完熟して地面に落ちた実を拾い集めるのが仕事でした。
実は一面に落ちていますから、作業をしていれば当然、自分でも踏んでしまいます。
踏むと果肉がつぶれて中身が出る。
そこから、あの匂いが立ちのぼります。
これは正直に言って、臭かったです。
つまり、「ぎんなんは臭い」というイメージは、収穫の現場や、実が落ちて踏まれた路上の話であって、観光で公園を訪れる話とは別のものなのです。
とはいえ、パークの周辺には実際のぎんなん畑が広がっています。
散策で畑沿いの道を歩くときは、落ちている実を踏まないよう足元にご注意ください。
汚れてもいいスニーカーで行くと、より気楽に歩けます。
展望台と芝生広場|子連れで行くなら

園内でひときわ目を引くのが、小高い丘の上にある展望台です。
登ると視界がひらけ、天気がよければ岐阜県の養老山脈まで見渡せます。
秋にはイチョウ畑が黄金色に染まり、その中を赤い電車が走っていく。
祖父江でしか見られない景色です。

丘そのものが子どもには楽しいようで、坂を駆け上がったり転がったりして遊んでいる姿をよく見かけます。
子連れで行かれる方に、実用的な情報を3つ。
- 多目的トイレがあります。おむつ替え台も設置されています
- 遊具はありません。ボールやシャボン玉など、遊び道具を持参すると子どもが飽きません
- 滞在時間の目安は30分〜1時間。散歩と展望台で、ひととおり見て回れる広さです

すぐ隣が山崎駅なので、電車が通るたびに子どもが喜ぶ、というのもこの公園ならではです。
現地でぎんなんは買える?

「せっかく産地に来たのだから、祖父江ぎんなんを買って帰りたい」と思われる方も多いはずです。
ただ、パークは常設の売店がある道の駅のような施設ではありません。
ぎんなんを買えるのは、基本的に次のタイミングに限られます。
- そぶえイチョウ黄葉まつりの期間中(直売や出店があります)
- 祖父江ぎんなんマルシェの開催日(開催日は年によって異なります)
裏を返すと、それ以外の日に立ち寄っても、お土産としてぎんなんを買える保証はありません。
買えなかったとき、行けないときは
そんなときは、お取り寄せという手があります。
殻付きのぎんなんは、家庭で保存しておけば長く楽しめます。
ふるさと納税を使う方法もあるのですが、ひとつお伝えしておきたいことがあります。
祖父江ぎんなん(愛知県稲沢市)は、2026年8月時点でふるさと納税の返礼品として見つけられませんでした。
楽天ふるさと納税だけでなく、他のサイトでも同じ状況です。
祖父江で働いていた身としては残念ですが、他の産地の返礼品は充実しています。
自治体ごとの内容量と寄付額を比較した記事がありますので、あわせてご覧ください。

買ったあとの保存でつまずかないよう、こちらもどうぞ。

よくある質問
祖父江ぎんなんパークについて、よくいただく質問にお答えします。
Q. 入園料はかかりますか?
A. 無料です。駐車場も無料で利用できます(17台・9:00〜17:00)。
ただし、まつり期間中とその前後は駐車場が使えない日があります。
Q. ぎんなんの匂いは気になりますか?
A. 園内はほとんど匂いません。
ぎんなんが強く匂うのは、落ちた実が踏まれて中身が出たときです。
パークではそうした状態になりにくいため、匂いを気にせず過ごせます。
Q. どのくらい時間があれば回れますか?
A. 展望台と芝生広場をひととおり見て、30分から1時間ほどです。
黄葉の季節に周辺のイチョウ並木まで散策するなら、2時間ほど見ておくとゆったり歩けます。
まとめ
祖父江ぎんなんパークは、日本有数のぎんなん産地の風景を、駅を降りてすぐに味わえる公園です。
最後に要点をまとめます。
- 駐車場は17台(9:00〜17:00)。まつり期間中とその前後は使えない日があるため、秋は電車が確実
- 最寄駅は名鉄尾西線「山崎駅」。駅からすぐの好立地
- 黄葉の見頃は11月下旬〜12月上旬。まつりの開催期間とピークは一致しないことがある
- 園内はほとんど匂わない。ぎんなんが臭くなるのは、落ちた実が踏まれたとき
- 多目的トイレ・おむつ替え台あり。遊具はないので遊び道具の持参を
黄金色に染まったイチョウの中を、赤い電車が走り抜けていく。
写真で見るより、実際に立って眺めたほうがずっといい景色です。
稲沢へお出かけの際は、ぜひ足を運んでみてください。



