こんにちは、ぎんなん農家で働いていたことがあるぎんなん娘です。
ぎんなんの名産地って、どこか知ってますか?
私は、自分が生まれ育った愛知県が一番だと思って、生きてきました。
けど、そう聞かされているだけで、本当のところはよく知らないのが本音。
そこで、農林水産省「特用林産物生産統計調査」のデータから調べてみました。
結果わかったことは、必ずしも愛知県が一番といえないということ。
では早速、調査の結果を紹介しますので、続きをご覧ください。
▼「ぎんなん」について、深く知ってもらいたいので、こちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。
ぎんなんの生産量まとめ

農林水産省「特用林産物生産統計調査」の調査結果をまとめると、このとおりでした。
第一印象としては、愛知県や大分県、福岡県以外でも、たくさんの生産地があるという発見です。
ただ、このままだと、正直よくわからないグラフですよね。

そこでわかりやすく、よく聞く名産地だけをピックアップしたグラフがこちらです。
愛知県と大分県が、例年競り合っているのがわかりますよね。
その年によっての天候などに左右されているのでしょうか。
一位と二位の入れ替わりが激しい模様です。
私はてっきり、生まれ育った愛知県が一番だと思っていたので、この結果には驚きました。
農林水産省「特用林産物生産統計調査」について
そもそもこの調査は、どのようなものなのかについてご紹介します。
農林水産省によると、次のような目的とのこと。
都道府県の特用林産物の生産等の変動の実態を継続的に把握し、その調査結果を分析して需給の安定等に関する施策を推進することを目的とする。
特用林産物生産統計調査の概要
生産者に対して、調査票を送ったりオンライン調査をしたりして、生産量や生産者数を調べているようです。
あらゆる食べ物のデータを見ることができるので、興味ある人にとっては、非常に有益な情報だと思います。
注意点としては、目的の食べ物が見つけにくいことと、データが見にくいこと。
私も、ぎんなんを見つけることやデータを加工するのに苦労しました。
農林水産省さんには、もう少し利用者目線に立ってもらいたいですね。
まとめ
農林水産省「特用林産物生産統計調査」を調べたおかげで、ぎんなんの名産地の一番が、必ずしも愛知県ではないことがわかりました。
その年によって、大分県といい勝負をしてるんですね。
とても勉強になりました。
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ぎんなんについての、あらゆる情報をまとめていますよ。
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