ぎんなん焼きそばの作り方|レンジで加熱してから、麺と一緒に

【ぎんなん料理のレシピ】みんなが大好き「ぎんなん焼きそば」
ぎんなん娘
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ぎんなんを焼きそばに入れるなら、麺と同じタイミングです。

先に電子レンジで殻をむいておけば、その時点でぎんなんには火が通っています。

あとはソースをからめる1分だけで十分です。

野菜と一緒に早くから炒めてしまうと、水分が抜けて硬くなります。

ぎんなんのもっちりした食感は、炒めた時間の短さで決まります。

この記事では、10粒ほど中途半端に余ったぎんなんを、焼きそばで気持ちよく使い切る方法をご説明します。

ぎんなん焼きそばに必要な材料

特別なものは何もいりません。

いつもの焼きそばに、ぎんなんを足すだけです。

下の表は、我が家でよく作る組み合わせです。

材料分量おすすめ
ぎんなん10粒ほど久寿(きゅうじゅ)
中華麺2玉蒸し麺
豚バラ薄切り120gほど–
にんじん1/3本–
ピーマン2個–
ソース大さじ2ほど–
塩少々粟国の塩
料理酒大さじ1–
2人分の目安です。きっちり量らずに作っています

ぎんなんは2人分で10粒ほどです

焼きそばは、ぎんなんをたくさん入れる料理ではありません。

大人1人あたり5〜6粒、2人分で10粒ほどがちょうどいい量です。

この量が便利なのは、ほかの料理で使ったあとに中途半端に残るのが、だいたいこれくらいだからです。

10粒だけ残って冷蔵庫にある、という状況をそのまま受け止められる料理だと思っています。

麺は蒸し麺で構いません

スーパーで3玉ずつ売られている、粉末ソース付きの蒸し麺で大丈夫です。

付属の粉末ソースを使う場合は、表の液体ソースは省いてください。

野菜も、その日に冷蔵庫にあるもので構いません。

ぎんなんは味の主張が強くないので、具材を選びません。

殻付きのぎんなんが手に入らないときは

この料理でいちばんつまずきやすいのは、作り方ではありません。

作りたいと思ったときに、ぎんなんが手元にないことです。

殻付きのぎんなんがスーパーに並ぶのは、秋のほんの数週間だけ。

私は、秋のうちにふるさと納税で取り寄せたぎんなんを冷凍しておいて、食べたいときに使っています。

殻付きのまま1kg単位で届くので、数粒ずつ使っても長く持ちます。

下処理|電子レンジで殻をむきます

焼きそばのぎんなんは、電子レンジで下処理してしまうのがいちばん楽です。

殻を割るのと火を通すのが、1度で済んでしまうからです。

この記事の作り方は、レンジで加熱済みのぎんなんを使う前提で書いています。

電子レンジなら、殻むきと加熱が1度で済みます

殻付きのぎんなんを封筒に入れて、口を折って電子レンジにかけるだけです。

中でぎんなんがはじけて、殻にヒビが入ります。

詳しい加熱時間やコツは、電子レンジと封筒を使う殻むきの記事にまとめました。

焼きそばのように炒め時間が短い料理では、この方法との相性がとてもいいです。

フライパンの中でぎんなんに火を通す必要がなくなるので、あとは温めて味をからめるだけで済みます。

殻はキッチンバサミやペンチでも割れます

電子レンジを使わない場合は、殻を手で割ることになります。

ぎんなんの殻には、縦に合わせ目のような筋が入っています。

その線に沿って、キッチンバサミの持ち手やペンチで軽く力を加えると、パキッと割れます。

ただし、この場合は生のぎんなんになるので、火を通す時間が必要です。

麺と一緒ではなく、にんじんと同じタイミングで入れてください。

毎年ぎんなんを食べるなら、専用の割り器があると作業がぐっと速くなります。

私も農家で働いていたころから使い始めましたが、力を入れなくてもパキッと割れるのでオススメです。

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薄皮までむいておきます

殻を割ると、中から薄い茶色の皮に包まれた実が出てきます。

焼きそばの場合は、この薄皮までむいておいてください。

油と麺にからんだ薄皮は、あとから取り除けないからです。

口の中に残ると、せっかくのもっちり感がぼやけてしまいます。

ちなみにぎんなんの素揚げのように、衣も麺もない料理なら、薄皮は油の中で勝手に浮いてきます。

むくかどうかは、ほかの具材にからむかどうかで決まると考えてください。

ぎんなん焼きそばの作り方

ここからは、レンジで加熱済みのぎんなんを使う手順です。

普通の焼きそばと違うのは、最後のほうだけです。

手順1|豚肉と野菜を先に炒める

フライパンに油をひいて、豚バラから炒めます。

肉の色が変わったら、にんじん、ピーマンの順に入れてください。

火が通りにくいものから、というだけの話です。

ここで塩を少々ふって、下味をつけておきます。

ぎんなんは、まだ入れません。

手順2|麺とぎんなんを同時に入れる

野菜がしんなりしたら、中華麺とぎんなんを一緒に入れます。

そこへ料理酒を大さじ1ほど回しかけて、ふたをします。

1分ほど蒸らすと、麺がほぐれてきます。

この蒸らしの1分が、ぎんなんにとってもちょうどいい時間です。

直接フライパンに当たらず、蒸気で温まるので、乾かずに済みます。

手順3|ソースをからめて仕上げる

ふたを取って、ソースを回しかけます。

全体に色が回ったら、すぐに火を止めてください。

ここで長く炒めると、ぎんなんだけが先に硬くなっていきます。

麺にソースがからんだ時点で、ぎんなんはもう食べごろです。

ぎんなんを麺と同じタイミングで入れる理由

ぎんなんを入れるタイミングは、にんじんと同じくらい早めでも構わない、と説明されることがあります。

火の通りという意味では、たしかにそれで問題ありません。

ただ、おいしさという意味では、遅いほうがいいと思っています。

炒めるほど、もっちり感が失われます

ぎんなんのもっちりした食感は、実の中の水分とでんぷんによるものです。

熱いフライパンの上に置かれている時間が長いほど、その水分は逃げていきます。

もっちりが、むちっとした硬さに変わっていく感じです。

焼きそばに入れる意味は、この食感の対比にあります。

やわらかい麺のあいだから、たまにもっちりした粒が出てくるのが楽しい料理です。

硬くなってしまうと、その対比が消えてしまいます。

レンジで火が通っているので、炒める必要がありません

早く入れる理由があるとすれば、火を通すためです。

でも、電子レンジで殻をむいた時点で、ぎんなんはもう火が通っています。

フライパンでやることは、加熱ではなく、温めと味付けだけです。

だから、麺と同じタイミングで十分に間に合います。

下処理の方法を変えると、入れるタイミングまで変わる。

ぎんなん料理は、こういうつながり方をしていることが多いです。

早く入れると、鍋底で潰れます

もうひとつ、地味な理由があります。

ぎんなんは小さくて丸いので、炒めているうちにフライパンの底へ落ちていきます。

そこへ野菜や麺が重なると、ヘラで押されて潰れてしまいます。

あとから入れれば、上のほうに残るので潰れません。

盛りつけたときに、黄色い粒が見えるのもうれしいところです。

秋にふるさと納税で殻付きのぎんなんを確保しておくと、こういう「ちょっと足す」使い方が一年を通してできるようになります。

味付けはソースで、塩は下味に使います

我が家の焼きそばは、ほとんどソース味です。

ぎんなんを入れるからといって、変えることはありません。

ソースの香りが強いので、ぎんなんの風味は正直あまり主張しません。

それでもいいと思っています。

この料理でぎんなんが担当しているのは、香りではなく食感だからです。

ただ、手順1で野菜に塩をふっておくと、仕上がりが少し変わります。

ソースの甘さの奥に芯ができて、味がぼやけにくくなります。

ソース味に振り切る料理ほど、下味の塩が効いてきます。

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しょうゆ味や塩味にしたい場合は、ソースをしょうゆ大さじ1に替えるだけで作れます。

その場合はぎんなんの風味が前に出るので、好みが分かれるところだと思います。

余ったぎんなんは、殻付きのまま冷凍します

焼きそばに使うのは10粒ほどなので、殻付きのぎんなんはたいてい余ります。

そのまま置いておくと、実がしぼんだり、カビが出たりしてしまいます。

おすすめは、殻付きのまま生で冷凍保存してしまう方法です。

  • むきません
  • 加熱もしません
  • 洗いません

冷凍用の保存袋に使う分ずつ小分けにして、空気を抜いて冷凍庫に入れるだけです。

おいしく食べられるのは1ヶ月ほど、長くても3ヶ月が目安です。

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むいてから冷凍したほうが、次に使うときは楽そうに思えますよね。

でも、一度火を通したぎんなんを凍らせると、解凍したときに食感と香りが戻ってきません。

もっちり感が命の焼きそばでは、その差がはっきり出ます。

生のまま冷凍して、使う日に殻をむく。

遠回りに見えますが、これがいちばんおいしい順番だと思っています。

ぎんなん焼きそばについて、よくある質問

最後に、いただくことの多い質問にお答えしておきます。

Q. 冷凍したぎんなんでも作れますか?

作れます。

凍ったまま封筒に入れて電子レンジにかけると、殻が割れて、薄皮もむきやすくなります。

前の晩から冷蔵庫に移しておく、といった準備はいりません。

むしろ焼きそばは、この冷凍したぎんなんといちばん相性のいい料理だと思います。

思い立ってから10分ほどで食卓に出せるからです。

Q. カップ焼きそばに入れてもいいですか?

大丈夫です。

電子レンジで加熱して薄皮までむいたぎんなんを、湯切りのあとに混ぜてください。

お湯を入れる前に麺の上へのせておくと、一緒に温まります。

下処理さえ済んでいれば、あとは混ぜるだけの具材です。

Q. ぎんなんは何粒まで入れていいですか?

大人で、1度に10粒程度が目安です。

焼きそばなら、1人5〜6粒くらいがちょうどいい量だと思います。

ぎんなんにはギンコトキシンという成分が含まれていて、食べ過ぎると中毒症状が出ることがあります。

この成分は加熱しても減らないので、火を通したかどうかではなく、食べる量で調整してください。

とくに小さなお子さんには、食べさせてはいけないと注意喚起がされているので、気をつけてください。

焼きそばは麺に紛れて数がわかりにくいので、入れる前に数えておくと安心です。

詳しくはぎんなんの食べ過ぎの記事にまとめています。

まとめ

ぎんなん焼きそばは、入れるタイミングだけの料理です。

電子レンジで殻をむいて、麺と一緒に入れて、ソースをからめたら火を止める。

覚えることは、これだけです。

10粒ほど余ったぎんなんは、それだけで一品にするには足りません。

でも、焼きそばに足すには、ちょうどいい量です。

使い切れずに困っているぎんなんがあったら、ぜひ試してみてください。

他にもぎんなんのレシピをまとめているので、あわせてご覧ください。

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プロフィール
ぎんなん娘
ぎんなん娘
元ぎんなん農家アルバイト
ぎんなんの名産地で生まれて、幼いときからぎんなんを食べて育ってきました。大人になってからは、ぎんなん農家で働いていたこともあります。このブログでは、ぎんなんの魅力をたっぷり紹介していきますね。
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