ぎんなんおでんの作り方|爪楊枝に刺して、最後に入れるだけ

ぎんなんおでんの作り方|爪楊枝に刺したぎんなんとおでんの具材
ぎんなん娘
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ぎんなんをおでんに入れるときは、下ゆでしなくて大丈夫です。

殻と薄皮をむいたら、爪楊枝に刺して、食べる10分ほど前に鍋へ入れるだけ。

先に火を通してから入れる方法もありますが、私はやりません。

ひと手間増えるわりに、仕上がりがそれほど変わらないからです。

そして、この料理でいちばん難しいのは、味付けでも火加減でもありません。

汁の中でぎんなんを見失うことです。

この記事では、入れるタイミングと、沈ませないための爪楊枝の使い方を中心にご説明します。

ぎんなんおでんに必要な材料

おでんの具は、各ご家庭の好みで決めて大丈夫です。

ここでは、我が家でいつも入れているものを並べてみました。

特別な材料は何も使っていません。

材料分量おすすめ
ぎんなん12〜16粒久寿(きゅうじゅ)
はんぺん2枚
がんもどき2つ
ゆで卵2個
大根3cm
昆布5cm
こんにゃく適量
しらたき適量
おでんつゆ適量これ!うま!!つゆ
2人分の目安です

我が家では、夫がはんぺんと大根を好きなので、この2つだけは欠かしません。

ちなみに、このあたりでは、はんぺんのことを「はんぺい」と呼ぶ人もいます。

ぎんなんは1人6〜8粒が目安です

ぎんなんは、たくさん入れればおいしくなる、という具材ではありません。

食べ過ぎるとよくないので、大人1人あたり6〜8粒くらいを目安にしています。

おでんは他の具でお腹がふくれるので、この量でも十分に存在感があります。

茶色い具材が多くなりがちな鍋の中で、黄色が数粒あるだけで印象が変わります。

殻付きのぎんなんが手に入らないときは

おでんを作ろうと思った日に、殻付きのぎんなんが家にあるとは限りません。

スーパーに並ぶのは秋のほんの数週間だけで、しかも小さなパックがほとんどです。

おでんを作りたくなるのは、それより寒くなってからですよね。

私は、秋のうちにふるさと納税で取り寄せたぎんなんを冷凍しておいて、食べたいときに使っています。

殻付きのまま1kg単位で届くので、おでんに数粒ずつ使っても、冬のあいだじゅう持ちます。

つゆは市販のもので十分です

だしから引かなくても、おいしいおでんはできます。

我が家で使っているのは、ヤマサの「これ!うま!!つゆ」です。

そのままだと少し濃いので、水で割って、昆布を足して煮ています。

ぎんなんは味の主張が強くないので、つゆは薄めのほうが合うと思います。

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下処理|殻をむいて、薄皮までむきます

おでんの下処理でやることは、殻を割って、薄皮までむくところまでです。

ここだけは、少し手間がかかります。

でも、鍋に入れてしまえばあとは何もしなくていいので、最初に済ませてしまいましょう。

殻はキッチンバサミかペンチで割ります

ぎんなんの殻には、縦に合わせ目のような筋が入っています。

その線に沿って、キッチンバサミの持ち手やペンチで軽く力を加えると、パキッと割れます。

強く握りすぎると中身までつぶれてしまうので、少しずつ力を加えるのがコツです。

毎年ぎんなんを食べるなら、専用の割り器があると作業がぐっと速くなります。

私も農家で働いていたころから使い始めましたが、力を入れなくてもパキッと割れるのでオススメです。

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薄皮までむいておきます

殻を割ると、中から薄い茶色の皮に包まれた実が出てきます。

おでんの場合は、この薄皮までむいておいてください。

他の具材と一緒に口に入るので、薄皮が残っていると歯にはさまって気になります。

ぎんなんの素揚げのように、油の中で勝手に剥がれてくれる料理もあるのですが、煮る料理ではそうはいきません。

薄皮は、実が温かいうちのほうがむきやすいです。

下ゆではしなくて大丈夫です

おでんに入れる前に、わざわざゆでる必要はありません。

生のまま入れても、煮汁の中で十分に火が通ります。

先に火を通しておきたい場合は、封筒に入れて電子レンジにかける方法があります。

電子レンジと封筒を使う殻むきなら、殻を割るのと火を通すのが1度で済むので、薄皮もむきやすくなります。

ただ、私は面倒なので、生のまま入れてしまうことのほうが多いです。

そのかわり、鍋に入れるタイミングを少し早めています。

ぎんなんおでんの作り方

ここからは実際の手順です。

煮る、刺す、入れる。

ぎんなんに関してやることは、この3つだけです。

手順1|火の通りにくい具材から煮ます

大根、こんにゃく、ゆで卵。

火の通りにくいものから先に入れて、じっくり煮ていきます。

はんぺんのような練り物は、煮すぎるとふくらんでしぼんでしまうので、あとから入れます。

ぎんなんも、この段階ではまだ入れません。

手順2|ぎんなんは爪楊枝に刺しておきます

むいたぎんなんは、爪楊枝に刺しておきます。

3粒くらいずつ刺すと、取り出すときにちょうどいい単位になります。

この一手間を省くと、あとで本当に困ります。

ぎんなんは小さくて、煮汁の色にもまぎれるので、鍋の底に落ちるとまず見つかりません。

刺しておけば、爪楊枝の頭が見えるので、どこにあるかがすぐわかります。

手順3|食べる10分ほど前に、具材の上へ

爪楊枝に刺したぎんなんは、食べる10分ほど前に鍋へ入れます。

入れる場所は、他の具材の上です。

汁の中に沈めるのではなく、大根やがんもどきの上にのせるようにしてください。

爪楊枝が汁に埋もれなければ、あとから探さずに済みます。

10分ほどで火が通り、つゆの味もほんのりのります。

先にレンジで火を通してあるぎんなんなら、温まればいいので、もっと短くて構いません。

入れるタイミングで、仕上がりが変わります

ぎんなんは、長く煮ればおいしくなるものではありません。

大根と一緒に最初から入れてしまうと、実がやわらかくなりすぎます。

ぎんなんのいいところは、あのもっちりした食感なので、そこが失われるともったいないです。

色も、鮮やかな黄緑からくすんだ色に変わっていきます。

かといって、生のまま入れて数分で食べようとすると、中まで火が通りません。

「食べる10分ほど前」というのは、そのあいだをとった目安です。

おでんは、食べながら足していける料理です

おでんのいいところは、食べながら具を足していけることです。

ぎんなんも、1度に全部入れずに、食べるぶんだけ足していくほうがおいしく食べられます。

そうなると、ぎんなんは少し多めに手元にあると安心です。

ふるさと納税で届くぎんなんは1kg単位のものが多いので、冷凍しておけば、おでんのたびに数粒ずつ使えます。

沈んだぎんなんは、なかなか見つかりません

爪楊枝に刺していても、汁が多いと横に倒れて沈んでしまうことがあります。

食べているあいだに、ときどき鍋の中をのぞいてみてください。

気づかないまま煮続けると、片付けのときに鍋底から出てくることになります。

そのときはたいてい、煮詰まって形がなくなってしまい、残念な状態になっています。

残ったぎんなんは、殻付きのまま冷凍します

おでんに使うのは数粒なので、殻付きのぎんなんはたいてい余ります。

そのまま置いておくと、実がしぼんだり、カビが出たりしてしまいます。

おすすめは、殻付きのまま生で冷凍保存してしまう方法です。

  • むきません
  • 加熱もしません
  • 洗いません

冷凍用の保存袋に使う分ずつ小分けにして、空気を抜いて冷凍庫に入れるだけです。

おいしく食べられるのは1ヶ月ほど、長くても3ヶ月が目安です。

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むいてから冷凍したほうが、おでんに入れるときは楽そうに思えますよね。

でも、一度火を通したぎんなんを凍らせると、解凍したときに食感と香りが戻ってきません。

生のまま冷凍して、使う日に殻をむく。

遠回りに見えますが、これがいちばんおいしい順番だと思っています。

ぎんなんおでんについて、よくある質問

最後に、いただくことの多い質問にお答えしておきます。

Q. ぎんなんは下ゆでしてから入れるのですか?

いいえ、生のまま入れて大丈夫です。

おでんは煮込む料理なので、鍋の中で火が通ります。

ゆでてから入れると、そのぶん実がやわらかくなりすぎることもあります。

先に火を通したい方は、ゆでるより封筒とレンジのほうが手軽です。

Q. 冷凍したぎんなんは、解凍してから入れますか?

解凍しなくて大丈夫です。

凍ったまま封筒に入れて電子レンジにかけると、殻が割れて、火も通った状態になります。

あとは薄皮をむいて爪楊枝に刺せば、そのまま鍋に入れられます。

前の晩から冷蔵庫に移しておく、といった準備はいりません。

Q. ぎんなんは何粒まで入れていいですか?

大人で、1度に10粒程度が目安です。

おでんなら、1人6〜8粒くらいがちょうどいい量だと思います。

ぎんなんにはギンコトキシンという成分が含まれていて、食べ過ぎると中毒症状が出ることがあります。

とくに小さなお子さんは、控えめにしてください。

爪楊枝に3粒ずつ刺しておくと、食べた数がわかりやすくなりますよ。

詳しくはぎんなんの食べ過ぎの記事にまとめています。

まとめ

ぎんなんおでんの作り方は、下ゆでなし。

殻と薄皮をむいて、爪楊枝に刺して、食べる10分ほど前に具材の上へ。

覚えることは、これだけです。

おでんは味付けの自由度が高い料理なので、ぎんなんを足しても全体の味は崩れません。

いつものおでんに数粒入れるだけで、鍋の中が少しだけ秋らしくなります。

殻付きのぎんなんが手に入ったら、ぜひ試してみてください。

他にもぎんなんのレシピをまとめているので、あわせてご覧ください。

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ぎんなんのレシピ|おでん・素揚げ・かき揚げなど簡単な食べ方まとめ
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プロフィール
ぎんなん娘
ぎんなん娘
元ぎんなん農家アルバイト
ぎんなんの名産地で生まれて、幼いときからぎんなんを食べて育ってきました。大人になってからは、ぎんなん農家で働いていたこともあります。このブログでは、ぎんなんの魅力をたっぷり紹介していきますね。
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